ファミサポのルールを支援センターで直接聞いてきた

電話編説明会編と続いているファミサポシリーズですが、今回説明会で得たルールの知識をまとめました。

今回私の住む場所を例にご紹介させていただきますが、ファミリーサポート(以下:ファミサポ)の内容は市区町村が行っているため、住む場所が違えば多少の違いがあります。

しかし、参考にはきっとなると思いますのでご紹介させていただきます。

↓関連ページ↓
電話編 -ファミリーサポートセンターに新規申し込みの電話をしてみた-
説明会編 -ファミリーサポートセンターの説明会に行ってきた-

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ファミリーサポートとは

子育ての手助けをしてほしい人と子育てのお手伝いをしたい人が助け合う組織です。

市区町村が運営しています。

有料ボランティアという位置づけになります。

会員の種類は3つ

会員の種類は全部で3つあります。

子育てのお手伝いがしたい援助会員(または提供会員)、子育てのお手伝いをしてほしい依頼会員、援助会員・依頼会員の両方を兼ねる両方会員の3種類です。

全国的に見ると、依頼会員に対して援助会員の人数は圧倒的に足りていません。

会員総数 600,628人
依頼会員 447,974人(74.6%)
提供会員 114,486人(19.1%)
両方会員 38,168人(6.4%)

平成28年度 全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果よりhttp://www.jaaww.or.jp/index.php?p=719

援助会員(提供会員)

子育てのお手伝いがしたい会員で、依頼会員側からすると神のような存在です。

以下の条件を満たす人が援助会員になれます。

  • ファミサポを運営している市区町村に在住していて、自宅で子どもを預かることができること
  • 20歳以上の心身ともに健康で積極的に活動できる人
  • 資格や経験、性別不問
  • なにより相互活動に関し理解と熱意を持っていること

ご自身の子育てがひと段落してよその家庭の子育てを助ける余裕ができた人が会員に多いそうです。

また、資格・経験が不問なので預ける側としては不安を覚えるかもしれませんが、援助会員になるには全会員共通の説明会の他に、講習会に参加することが義務付けられており、心構えや子どものお世話の方法、小児救急救命についてなどの知識を得たうえで活動しているので、安心して良いと思います。

依頼会員

子育てのお手伝いをしてほしい会員で、私もこの依頼会員に該当します。

以下の条件を満たせば依頼会員になれます。

  • ファミサポを運営している市区町村に在住・在勤・在学していること
  • 0歳~小学6年生までの子どもを持っている人

依頼会員はその市区町村に住んでいなくても、勤務あるいは通学していれば依頼会員になれます。

また、ファミサポは子育て世帯を助けることが目的なので、子どもがいる人でないと依頼会員になれません。

その年齢も小学6年生までとなり、中学生以上のお子さんのみのご家庭はファミサポの対象外となります。

依頼会員も申し込みしたら即会員になれるわけではなく、説明会に参加することが義務付けられています。

両方会員

ご自身もサポートを受けながら他の家庭のサポートもする会員です。

援助会員同様講習会への参加を義務付けられています。

援助できる内容

育児中の人が助けが欲しいと思ったことは基本的に援助してもらます。

具体的には以下のような内容です。

  • 通院・看護・冠婚葬祭・地域活動・授業参観時
  • リフレッシュ
  • 以下の保育施設への送迎
    • 保育施設の保育開始時まで子どもを預かること
    • 保育施設の保育終了後、子どもを預かること
    • 保育施設等までの子どもの送迎を行うこと
    • 児童館(児童クラブ)の学童保育終了後、子どもを預かること
  • その他会員の育児に関して必要な援助

子どもは大人から大人へ預けることが原則です。

例えば小学生のお子さんが小学校から直接依頼会員の家に行くことはできません。

必ず保護者や保育士・学童指導員などの大人が援助会員に引き渡す必要があります。

ただし、以下の場合はファミサポを利用することができません。

  • 宿泊が必要な場合
  • 子どもが病気な場合
    • 子どもが病気の場合は病児保育へ。
  • 医療行為が必要な場合
    • 例えば私の娘のようにアレルギーが発症した際に薬を飲ませるなどの行為はNGです。アレルギー発症時は病院に即頼ることになります。

報酬

私の住む場所のファミサポの報酬をご紹介します。

時間\曜日 月~金 土日祝・年末年始*
7時~19時 \700 \800
上記以外の時間 \800 \900

*12月29日~1月3日

上記が基準報酬額となるのですが、それ以外のルールも存在します。

援助の時間が30分以下の場合

一律400円の報酬になります。

保育園のお迎えの代行などで30分以下の援助はとても多いそうで、そのような場合に適用されるルールになります。

援助の時間が30分超1時間未満の場合

1時間として計算します。

援助の時間が1時間超の場合

30分まではベースの報酬の半額とし、30分超1時間までは1時間として計算します。

キャンセル料

キャンセルが発生した場合は以下のキャンセル料が発生します。

キャンセルのタイミング 金額
前日まで 無料
当日 基準報酬額の半額
無断キャンセル 全額

食費・雑費

食事(ミルク含む)、おやつ、おむつなどは原則依頼会員が用意します。

しかし、保育園や学童からの預かりの場合など当日依頼会員が援助会員と接触することが難しい場合などはその限りではなく、援助会員が用意することも可能です。

その場合、実費相当を依頼会員から援助会員に支払う必要があります。

兄弟姉妹を同時に預ける場合

兄弟姉妹を同時に預ける場合は2人目からは報酬額が半額になります。

チャイルドシート

車での援助活動が必要な場合は、子どもの年齢・体の大きさに合わせたチャイルドシートの使用が必須です。

チャイルドシートは原則依頼会員が用意する必要がありますが、援助会員自身がチャイルドシートを持っていて援助会員の了承がある場合などはその限りではありません。

交通費

援助会委員に交通費が発生した場合は、依頼会員が援助会員に実費相当額を支払う必要があります。

車の場合は1Kmあたり30円の計算で算出します。

例えば

  • 子ども2人
  • サポートの日は火曜日
  • 2人を保育園まで迎えに行ったのち、援助会員の自宅で預かり
  • 援助会員の自宅から保育園までは3km
  • 送迎の方法は車
  • 援助時間は16:00~20:15(4時間15分)
  • おやつ・おむつ等の援助会員側の負担はなし

上記の条件でファミサポを利用した場合について考えてみます。

計算の時は以下に注意が必要です。

  • 2人目以降は報酬が半額になるので、計算上は1.5人分換算
  • 19時より前と後で料金が違う
  • 援助時間が1時間超なので、15分はベースの1時間の額の半分
  • 交通費は1Kmあたり30円で計算
  • 車で保育園と自宅を1往復しているため、走行距離は3Km×2

報酬額(16:00~19:00)
700円×3時間×1.5人分=3,150円

報酬額(19:00~20:15)
800円×1.5時間×1.5人分=1,800円

交通費
30円×3Km×2=180円

合計
5,130円

サポートを受けるまでの流れ

援助依頼

援助が必要になったら、依頼会員からファミリーサポートセンターに援助依頼の電話をします。

援助が必要な日時、場所などの希望を伝えます。

連絡が早ければ早いほど希望にそった援助会員が探しやすくなります。

援助会員紹介

アドバイザーが援助内容に答えられる援助会員を紹介します。

事前打ち合わせ

援助会員と依頼会員が原則援助会員の家で打ち合わせをします。

援助会員の家を打ち合わせ場所としているのは、依頼会員が自分の子どもをどんな場所で預けることになるのか下見も兼ねています。

この事前打ち合わせの様子で、別の援助会員の紹介をファミリサポートセンターに依頼することも可能です。

説明会の時に聞いた話では、事前打ち合わせ後に別の援助会員を希望する人は少ないけれども、子どもが高齢の男性が苦手で事前打ち合わせの時もうまくいかなったため別の会員を紹介したということがあったそうです。

援助活動開始

事前打ち合わせの手筈通りに援助会員の自宅にて子どもを預かります。

援助活動終了・報酬の支払い

援助中の様子を援助会員から依頼会員に報告してもらいます。

報酬の授受をして報告書にサインしたら終了です。

報告書の提出(援助会員の作業)

センターに援助会員から活動が終了したことが報告されます。

報告書は援助会員が作成のち、複写したものを依頼会員が受け取ることになります。

事前打ち合わせ

私の住む場所のファミサポでは事前打ち合わせ時にセンターが指定した事前打ち合わせ票に会員と子どもの情報を記入します。

事前打ち合わせ票の内容は以下の通りです。

  • 援助の内容
  • 援助の日時
  • 母親の氏名・勤務先
  • 父親の氏名・勤務先
  • 緊急連絡先
  • 子どもの名前
  • 子どもの生年月日
  • 子どもの性別
  • 子どもの保育園・幼稚園・学校名等
  • かかりつけの医療機関
  • 子どもの病歴、食事の好み、昼寝や好きな遊びなど子どもの情報
  • 依頼会員が用意するもの一覧
  • 地図(援助活動に必要となる地図)

地図は自宅から保育園までの経路や避難場所などを記入します。

この地図情報がないと有事の際の保険がおりなくなるので、必ず記載するように言われました。

補償保険制度

援助活動中に発生したけがや事故などの万が一に備えて自動的に補償保険に加入となります。

保険料は税金から賄われており、会員の負担はありませんでした。

事前にファミリサポートセンターの報告のない分は保険対象外になるので、事前打ち合わせ票などの記入はしっかりとする必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回私の住む場所のファミサポのルールを中心にご紹介させていただきました。

ファミサポがちょっと気になっている方などにちょうどいい内容になったかなと思います。

今後のご参考になれば幸いです。