1歳半・3歳児歯科健診って何するの?事前の準備は必要?行ってみた感想

2018年12月11日

母子保健法により、市町村は1歳6か月児健診と、3歳児健診を実施しなければならないという義務があります。

その中で歯のチェックをする市町村も多いと思います。

私の娘も例にもれず歯のチェックがありました。

今回はこの歯科健診についてお話したいと思います。

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歯科健診の流れ

私の住む町では以下の流れで行っていました。

  1. 保健師の話
  2. 歯科医の診察
  3. 染め出し・歯磨き指導
  4. フッ素塗布

以下それぞれ細かくご紹介します。

保健師の話

歯科健診を受ける前に保健師の話がありました。

この目的は歯磨きの大切さを再確認することがテーマのようです。

歯磨きをしないとどうなるか。

まだ理解できないことが多い子どもに歯磨きをするコツ。

虫歯になりにくい食べ物などの話がありました。

歯科医の診察

保健師の話の後はいよいよ専門医に子どもの歯を診てもらうことになります。

ここで具体的に今虫歯になっているかどうかチェックしてもらいます。

また、歯の生え方や舌の付き方などを診て、歯磨きのアドバイスもしてもらえます。

染め出し・歯磨き指導

この記事を見ている方も子どもの頃やったことがあると思います。

染め出し!

赤い液を歯に塗って、汚れがあるところは特に目立つ赤色になるやつですね。

事前準備の欄でもお話しますが、健診前に歯磨きをするよう通達がありまして、染め出しをすることで歯の磨き方をチェックします。

娘は歯磨きが大嫌いなので染め出しもそれはもう嫌がりました…。

そのためか私の娘は前歯のみのチェックで終わり。

結構しっかり磨いたつもりなのですが、残っているものですね…。

娘の歯磨きの嫌がりように、アドバイスの頭に必ず「大変だとは思いますが」がついていました(笑)

あと、あまりに嫌がって娘は部屋を脱走しました…(笑)

フッ素塗布

染め出しの後はフッ素塗布の時間です。

フッ素塗布は希望者のみです。

フッ素には以下の効果があると言われており、日本を含む各国でフッ素塗布による虫歯予防を推進している傾向にあります。

  • 歯にフッ素を塗ると、歯の表面に入り込み、虫歯を作る働きのある酸に侵されにくくなります。
  • フッ素は虫歯を作る細菌の働きを弱める効果もあります。

フッ素は土や海水、飲食物などの中にも含まれるごく一般的なもので、過剰摂取をしない限り危険はないとされていますが、「フッ素 危険」で検索すると様々な噂を目にすることができます。

そのため、希望者のみとしているようでした。

かかった時間

歯科健診にかかった時間は1時間程度です。

持っていけばよかったもの

私の住んでいる町からの連絡には、持ち物として以下が指定されていました。

  • タオル
  • 歯ブラシ
  • 母子健康手帳

タオルは染め出しのときに服に液がつかないようエプロンのようにして使います。

そのため、少し大きめなハンドタオルくらいの大きさが良いでしょう。

ブランド物のタオルを持っていくと後悔します。

汚れて良いものにしましょう。

歯ブラシはフッ素塗布に使います。

あと、持っていけばよかったと思ったのが、スタイです。

うがいができない子だとなおさら口の中はあの濃い赤い液に染められたままです。

そこによだれでも垂らすものなら、服はおさらばです。

あの液は洗っても完全には落ちないです。

スタイがあれば安心ですね。

あと、赤系か汚れの目立たない黒系の服が良いと思います。

間違っても我が家のように白い服で行かないように!!!

あと、保護者さんも汚れても良い服で行った方が良いです。

子どもは自分の口がスタンプになっているなんて自覚ありませんから、平気で顔をすりつけてきます。

事前準備

歯磨き

歯磨きの磨き残しの傾向を染め出しで調べるために、歯科健診の会場へ行く前に自宅で歯磨きをすませるよう通知があります。

問診

子どもの発達に関する質問とあわせて歯に関する質問もあります。

歯に関する質問を以下にまとめました。

  • 哺乳ビンを使っていますか。
  • 食事や間食(おやつ)の時間はだいたい決まっていますか。
  • 甘い飲み物(ジュースなど)をよく飲みますか。
  • 歯の仕上げ磨きをしてあげていますか
  • 歯みがきや手洗いをしていますか
  • 偏食や小食など食事について心配なことがありますか。

もちろんお住まいの地域ごとに質問は異なりますが、だいたい同じことをきかれると思います。

また、1歳6か月健診のみ、あるいは3歳児健診のみで聞かれる項目もあると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回、歯科健診でどんなことをするのか、健診前にやらないといけないこと、持ち物など私の体験や後悔を交えてお話させていただきました。

歯科健診と言われてもあまりぴんと来ない方もいらっしゃったかと思います。

今回の記事がお役に立てることをお祈りしております。