雨の日の子どものせ自転車

2018年10月7日

子どものせ自転車はとても便利な乗り物です。

私も娘の保育園の送り迎えに子ども乗せ自転車を使っています。

子どものせ自転車がないと生活できないほどの必需品となっています。

しかし、いつも晴天で自転車運転に適した環境ではありませんよね。

今回は私が子どものせ自転車を使う理由と雨天時の子どものせ自転車についてお話します。

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私が子どものせ自転車を使う理由

それはもう子どもが重くて人力で保育園まで運べないからです。

我が家から保育園まで子どもを抱っこした状態で徒歩20分~25分程度の時間がかかります。

子どもが小さいうちは抱っこひもを使って徒歩で通っていたのですが、子どもが乳児を卒業して大きくなるにつれて私の体が悲鳴を上げ、ついに腰を壊してしまったのです。

出産前から腰が少し悪かったこともあります。

徒歩で通勤することができなくなった私はそれ以外の方法を考えることが必要でした。

・ベビーカー?
娘の保育園はベビーカーを置くスペースの都合上0歳児のみベビーカーの使用が許されています。つまり1歳の娘は使えません。

・自動車?
我が家唯一の自動車は夫が仕事で使っているため私が使える自動車はありません。

そこで浮かんだのが自転車という選択肢でした。

上記のような環境の私には自転車は大変ありがたい存在でした。

娘を座席に座らせるときに腰に負担はかかりますが、いままでの腰痛の中の往復1時間近い負担を思えば、かなり楽です。

腰を痛めた直後は普段の抱っこもつらい時があったのですが、近頃は腰に痛みを感じることも少なくなりました。

雨の日はそもそも外に出ない(有給休暇、在宅勤務の利用)

雨の日は視界も足場も悪くなり、危険度が上がります。

できることなら自転車は運転しないほうが良いです。

雨の日はそもそも外に出ないという選択肢もあります。

我が家は夫婦共働きでお互いの実家も気軽に行ける距離ではありません。

今住んでいるところも夫婦の仕事の都合によるものなので、縁もゆかりもなく頼れる友人もいません。

つまり天候による交通が遮断された場合、誰も娘を迎えに行けなくなってしまいます。

そのため台風など天候が荒れることが事前に想定されるときは、会社にあまり行かないようにしています。

日本では1年のうちだいたい3分の1が雨天になりますので、雨天のたび会社に行かないというわけにもいきませんけど、そういう選択肢をとることもあります。

娘は雨カバー

雨天時でも保育園に行かないといけないときもあります。

そんなとき娘を雨から守ってくれるのが、この雨カバーになります。

はじめは雨がっぱを着せようと考えていたのですが、脱ぎ着が面倒なのと、一度試しに着せてみたら嫌がってフードなんて被れたものじゃなかったので、やめました。

ためしに娘の座席に雨カバーを取り付けてみると、娘も嫌がることなくうまくいったので、今はこちらを愛用しています。

我が家で使っているのがこちらのようなタイプになります。

子ども席から景色が見えるようになっているので、子どもも安心して乗れるようです。

私はレインコート

傘さし運転は違法行為です。

軽くない乳幼児を乗せてただでさえ重たくなっている車体を片手で運転するのはとても危ないことです。

折り畳み傘と、かっぱを使ってくださいね。

傘立てを使った方法もありますが、幅と高さの制限があったり、そもそも傘立て器具を使った運転自体を禁止している市もありますので、注意が必要です。

私は自転車専用のかっぱを使っています。

風でフードが飛んでいかないようになっているし、フードも目にかかる部分が透明になっています。

自転車置き場に到着してらレインコートを脱いで、折り畳み傘に切り替えます。

私は自転車を使うようになってから会社まで傘をあまり使わなくてよくなったので折り畳みで十分なのですが、折り畳みでない普通の傘が必要な方は、傘ホルダーを使うと良いです。

ダイソーとかでも傘ホルダーは売っているのですが、こちらはハンドル部分に取り付けるタイプなので、幼児2人同乗用自転車のようなハンドル部分と幼児座席がくっついている構造の自転車は、取り付けることができないんですね。

実は私、ダイソーでろくに確認しないで買ってしまいまして、今も物置に眠らせています…。

傘をそのまま後輪に引っ掛けるのは巻き込んで転倒の危険性があるのでやらないでくださいね。

雨の日はスピードを抑えて

自転車専用のレインコートで視界を確保しているとはいえ、晴天時より視界は悪いですし、ぬかるみもあるかもしれません。

他の通行人も同じで、事故に遭いやすいですから注意が必要です。

私は自転車レーンのある道をできるだけ通り、横断歩道も自転車専用レーンがあるところを通るようにしています。

晴れの日でも全力で自転車をこぐことはしませんが、それ以上にかなりスピードを抑えています。
スピードが上がれば上がるほど事故のダメージは大きくなりますので、事故に遭いやすい雨の日はスピードを落として運転しています。

雨の日はいつもより10分早く出かける支度を終えるようにする

先の項目と関連するのですが、スピードを晴天時より抑えて移動するため、いつもより10分早く家を出るようにしています。

また、かっぱを着たり、荷物をビニール袋に入れたり、晴天時にはない作業がありますのでその時間も含んでいます。

子どもがいて10分早めるってかなり大変なのですが、命には代えられないので頑張ってます。

それでもだめなら遅刻する

これは同じ子どものせ自転車を運転する皆さんにもお伝えしたいのですが、子どもがいるとどんな手を尽くしてもだめなときってありますよね。

そういうときは、もう遅刻してください。

先を急いで命を落とすよりずっとずっと良いです。

先述の通り自転車は加害者にもなりえますから、子どもの身にも何かあってさらに相手にもけがをさせてしまったとなるともうどうしようもありません。

遅刻はもちろん良くありませんが、それよりももっと良くないことが起こる可能性を頭に入れた行動が大事です。

細心の注意を払った運転を!

子どものせ自転車が生活必需品になっているご家庭は少なくないと思います。

しかし、雨の日はまず乗らなくて良い方法をとってほしいです。

それでもダメな場合、安全に細心の注意を払った運転をしないといけません。

今回ご紹介した内容が安全で生活が円滑に送る助けになれば幸いです。