1人で乳児のお風呂入れをしていた我が家の方法
1か月健診が終わると多くの母子がお風呂解禁となります。
今までベビーバスなどで行っていた沐浴から、大人と同じように湯船で入浴することになります。
まだ首の座らない赤ちゃんと一緒に湯船につかるなんてちょっと緊張しますよね。
私も初めて娘と湯船に入った日はとてもドキドキしました。
出産前とも新生児の時とも違うお風呂の入り方、どうしたらいいの!?と思う方もいらっしゃることでしょう。
今回は我が家で実践していた乳児のお風呂の入れ方を紹介します。
なお、今回主に大人1人で乳児のお風呂を入れる方法が対象となります。
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大人と同じお風呂に入れるようになったとはいえ、体も小さく、体のつくりもまだまだ未熟な赤ちゃんのためにそろえるものは沢山あります。
我が家では妊娠前にはなかったけど、乳児の入浴用にこちらを揃えました。
(浴室に常に置いとくもの)
・お風呂椅子
・風呂桶
・ベビー石鹸
(都度用意するもの)
・バスタオル
・沐浴ガーゼ
・防水シート(水をはじくフロアマットでも可)
・バスローブ ★超おすすめ!★
お風呂椅子
私はもともと立って洗う派だったため椅子は不要だったのですが、首の座らない子供を立って洗うことは無理なので、座って洗う必要があります。
しゃがんで膝に乗せて洗うという方法をとることもできますが、かなり重労働なのでおすすめしません。
お風呂椅子を素直に買うことにしました。
ベビー専用のバスチェアを購入する選択肢もありましたが、赤ちゃんの期間は短いのでこれからも長く使える普通のお風呂椅子にしました。
この記事を書いている時点で娘は1歳10か月になりますが、現在はそのお風呂椅子に座らせて両手で娘を洗っています。
私はこちらのお風呂椅子を使っています。
プラスチック製ですが、100kgの夫が毎日座っても壊れないくらい頑丈で安定感があります。
高さは、高すぎず低すぎずちょうど良いです。
私は帝王切開だったので立ち上がるときのダメージが減るのはとても助かりました。
また、バスタブにひっかけて乾かすことができるので、通気性もよくカビもなかなか生えません。
風呂桶
お湯をためておきたいときもあると思います。
我が家では娘の顔を流すときに使います。
お風呂椅子とおなじリッチェル製です。
ふちが反っていて、指先をひっかけることができるので落とすことがありません。
またとても軽く、気にするのは水の重さだけでOKです。
片手で持てますが大きさは十分です。
底はそれほど深くないので、我が家はタオルかけにかけて置いていて、邪魔になりません。
ベビー石鹸
赤ちゃんの肌は大人に比べてかなりデリケートです。
大人と同じ石鹸を使うと荒れてしまうこともあります。
また、目に入れてもしみにくく、口に入れても害が少ないものが多いです。
1人でお風呂に入れる場合、片手しか基本的に使えないので、最初から泡になった状態で出てくるタイプが良いです。
私は普段こちらのソープを使っています。
コスパがとても良いし、有名なジョンソンエンドジョンソン製なので安心して使っています。
肌の調子が悪いときはアロベビー製のこちらのソープを使っています。
先ほどご紹介したジョンソンエンドジョンソンに比べて割高ですが、保湿力が高くダメージを受けた肌をやさしく綺麗にしてくれます。
バスタオル
我が家は娘用に専用のバスタオルを買いました。
先述のように赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
もちろん大人と同じように肌の強さにも個人差がありますが、赤ちゃんの中には化学繊維の生地で肌が荒れる子もいます。
ちなみに我が家は安さにつられて化学繊維入りのタオルを買ってしまったのですが、見事に肌荒れしました…。
1歳になった今は平気なのですが、今度はサイズが小さくてあまり使ってないです…。
また、同様の理由で洗剤も合成洗剤がNGな赤ちゃんもいるので、合成洗剤で洗った大人と同じタオルは使えませんでした。
あと、乳児のうちは正方形の形のタオルが使いやすいですよ。
沐浴ガーゼ
顔を洗うためのガーゼです。
これは新生児の沐浴のときから使っていた方もいるかもしれません。
元々使ってなかった方はいらないと思います。
我が家で使っていたのはこちらのガーゼです。
オーガニック素材のもので、特徴としては自分で好きな大きさに切り取って使うことができます。
ちょっとふき取る用、顔を洗う用、歯磨き用など用途にあった使い方がこれ1枚でできるので便利でした。
防水シートorフロアマット
お風呂あがりに体をふく際に我が家では座布団の上に娘を寝かせて体を拭くスタイルでした。
防水シートは座布団とバスタオルの間に敷いていました。
多少湯が座布団にしみても気にならないかもしれませんが、私が防水シートを敷いていた理由は別にあります。
すでに経験済みの方もいらっしゃるとは思いますが、おもらし対策です。
お風呂ですっきりさっぱりする解放感からか分かりませんが、娘はときどき風呂上りにやってくれたので、防水シートを敷くようにしています。
水をはじくフロアマットでも良いと思いますが、なにかしら水分対策はしたほうが良いと思います。
この辺は新生児期とあまり変わらないかもしれませんね。
私は娘のお布団セットの防水シートを1枚拝借して使っていましたが、似たようなものをお求めの方は以下から購入できます。
一応フロアマットのリンクも張っておきますね。
バスローブ(超おすすめ)
声を大にしてお勧めしたいのがこれです。
バスローブ!!
大人が1人しかいない場合赤ちゃんと自分の体を同時に拭くことはできません。
濡れた赤ちゃんを置いてとりあえず自分の体を拭くか、床が濡れるのはとりあえずおいといて赤ちゃんの体を拭くかになります。
つまりどっちもとりあえずになってしまうわけですが、それを解決してくれるのがバスローブです。
自分の体を拭く必要がなくなるので、すぐ赤ちゃんのタオルに取り掛かることができます。
私の娘は秋生まれだったので、すぐ冬が来まして、どちらも寒い思いをせずに済んだのが本当に良かったです。
ちなみに私が使っていたのは、こちらのバスローブです。
男女兼用サイズなので注意が必要です。
入浴の流れ
特に1人で入浴させるときは事前の準備が重要です。
流れ概要
準備
↓
子どもの体を洗う
↓
湯船につかる
↓
体を拭く
↓
保湿
↓
着替え
私は自分の体を綺麗にするのは別のタイミングでやっていました。
娘が寝ているタイミングでさっと体を綺麗にするだけのシャワーを浴びていました。
準備
湯上りの赤ちゃんを拭く場所を整えます。
座布団は2枚用意しておくと良いです。
1枚目の座布団の上に防水シート、さらにその上にバスタオルを広げて置いておきます。
浴室から近い場所が良いです。
またバスローブも浴室から出てすぐの場所に準備しておきます。
2枚目の座布団の上に着替えをすぐ着せられるように広げて置いておきます。
自分と赤ちゃんの服を脱がせて浴室に突入です。
子どもの体を洗う
まだ首の座らない赤ちゃんですと常に抱っこしている必要があるので、きき手の逆の手で赤ちゃんの首と体を支え、きき手で作業します。
自分がお風呂椅子に座り、膝の上に赤ちゃんを乗せます。
赤ちゃんが落ちないように腕はそのまま赤ちゃんを支えてくださいね。
このときに湯船の湯を風呂桶に入れると良いです。
風呂桶のお湯か弱めのシャワーを赤ちゃんにかけて流します。
シャワーは熱すぎると赤ちゃんの刺激になってしまうので、私は大体38,9度くらいで洗っていました。
人の体温より少し高い程度です。
ソープを手に取り、赤ちゃんを優しくさっと洗って流します。
ここで流し残しがあると肌荒れの原因になります。
体のしわや首の下、わきの下、抱っこしている大人のお腹と密着しているところなどが洗い残ししやすいところですので、注意して洗いましょう。
顔はシャワーをかけても平気な子もいますが、うちの娘は嫌がるタイプだったので、顔はお湯を含ませたガーゼで優しくふき取っていました。
湯船につかる
赤ちゃんの大きさに対し湯船はとても深くて広いです。
大人の支えがなくてはたちまち溺れてしまいます。
しっかり支えてあげてください。
我が家は使いませんでしたが、スイマーバを使うと楽という話を複数の知り合いから聞いたことがあります。
産後は腱鞘炎になるお母さんも多いので、腱鞘炎が辛いときなどは使ってみると良いかもしれません。
入浴時間は2~3分程度で良いです。
赤ちゃんは体が小さく体温調整機能も未熟なので、長湯は禁物です。
体を拭く
湯船から出たら、あらかじめ準備しておいたバスタオルの上に赤ちゃんを置いて、大人はバスローブを羽織ります。
足の部分はバスローブもカバーしてくれないので、私はバスローブで膝から下をさっと拭いてからバスローブを羽織っていました。
これで床を濡らすこともないし、大人が湯冷めすることもないです。
時間にして10秒以内のことです。
赤ちゃんをバスタオルでくるむようにして水分をふき取ります。
脇や膝の裏など、水の溜まりやすいところは気を付けてくださいね。
耳の穴などタオルでは難しいところはベビー綿棒で手入れしていました。
保湿
乳幼児の肌は乾燥にとても弱いです。
3歳くらいまでは保湿ケアをすると良いと言われています。
赤ちゃんの肌に合った保湿剤を使ってくださいね。
我が家では普段はアロベビー ミルクローションを使って、肌荒れがひどくなったら皮膚科へ相談していました。
詳しくはこちらに載せています。
着替え
もう1枚の座布団に広げて置いた着替えの上に赤ちゃんを移動させます。
風邪をひく前にささっとやってしまいたいですね。
やりやすい方法で良いんです
いかがでしょうか。
ここまで書いておいてアレなのですが、お風呂の入れ方に絶対正しい方法なんてありません。
赤ちゃんの衛生状態を保つことができるならすべて正解です。
また、今回大人1人で入浴する方法を中心にご紹介しましたが、本当なら大人はもっといたほうが良いです。
ただ、我が家のように大人1人でやらざるを得ない場合もあると思います。
我が家の方法がこれをご覧になったご家庭の役に立てれば幸いです。