夫に1歳9か月の保育園児の朝のタスクが分からないと言われたので可視化してみた
子どもと一緒の朝って忙しいですよね。
食べるの遅い、自分で着替えもまだできないくせに着替えさせようとすると謎の抵抗。
自分の準備だってあるのに!あー!またお茶こぼした!
そんな朝のドタバタを横目に1人自分の時間を過ごす男…それがわが夫です。
夫になぜ子どものことをしないのか聞いてみると、
夫
朝のタスクが分からない。
という回答…。
ふむふむ。
では分かってもらいましょう!ということで、今回我が家の朝の分担についてお話します。
スポンサーリンク我が家の状況について
我が家は、会社員の夫、会社員の妻(筆者)、1歳9か月の娘の3人家族です。
両親義両親は遠方につき、手を借りることは普段ありません。
また、仕事の都合で今の土地におり、夫婦どちらの地元でもなく近くに頼れる友人はおりません。
私たち夫婦が仕事をする間、娘は保育園に通っています。
夫は8時頃家を出て、私と娘はその30分後に家を出ます。
なお、娘は自分でお皿にあるご飯を食べることはできますが、着替えや必要なものを園バッグに入れるなどはまだできませんので、大人の助けが必要です。
あと、イヤイヤ期です。(重要)
毎朝のスケジュール
私が朝やっていることをざっくり羅列すると以下のようになります。
・洗濯
・町内会の仕事
・出勤準備
・朝食
・娘の保育園準備
参考に夫が朝やっていることは以下です。
・食器洗い(食洗機)
・出勤準備
タスクを時間軸に合わせて並べると以下のようになります。
私が起床してから家を出るまで2時間あり、一見十分時間があるように見えますが、実際はほかのタスクと並行しないと間に合いません。
また、子どもは大人の都合なんて気にしませんから、泣き出したり嫌がったり甘えたり時間通りにいかないことがほとんどです。
6:30~7:20=自分のことをする時間
この時間は娘がまだ寝ているとても貴重な時間です。
娘の妨害が入らないうちに自分のことを8割ほど済ませてしまいます。
もちろん娘が予想外に早く起きる日もありますので、そういう場合は、後の工程と自分のことを入れ替えたり臨機応変に対応しています。
まず朝起きたら、天気をチェックします。
終日晴れの日の場合、天日干ししたいものを洗濯機に投げ込み、スイッチオン。
洗濯機が回っている間に、自分の身だしなみを整えます。
ちなみに、着替えはでかける直前にしています。
理由はまだ色んなことが上手にできない娘は朝食も散らかすし、おむつも取れていないので下の世話もあり、仕事着が汚れる可能性があるためです。
リスクをできるだけ減らすために、出かける直前に着替えています。
身だしなみを整え終わったら、町内会のお仕事です。
ごみの日に合わせてごみ捨て場の環境を整えます。
ごみ捨て場の準備が終わったらだいたい洗濯が終わっているので干して、次は朝食準備のついでにお弁当を準備します。
朝食もお弁当も一から作る時間がないので基本的に作り置きです。
娘の朝食を食器に盛り付けて温めるだけ、お弁当も包んで保冷剤、お箸、ふりかけをランチバッグに入れるだけ、お茶も作り置きのものを水筒に移すだけです。
それらが終われば、娘と夫が起床する時間になり、リビングは一気ににぎやかになります
7:20~8:00=朝食と持ち物の準備時間
この時間は娘の朝食と、保育園バッグ、通勤鞄の準備の時間です。
この時間の娘は子ども椅子に固定されているので、まだ自由に行動することができます。
ただ、ぐずったりすることもあるので、その時はなだめたり抱っこしたりなどの対応が必要です。
前の時間帯で準備した朝食を娘に与えます。
時間に余裕があれば私も一緒にご飯を食べますが、食べられないことも多いです。
食べる時も丁寧に作る時間はないので、シリアルです。
娘がご飯に夢中になっている間に体温測定と、保育園に提出する連絡帳の記入をします。
家での様子を記入する欄があるのですが、100文字程度、原稿用紙4分の1程度を毎日書くのはなかなか辛いものがあります。
すぐ書き終わる日もあれば、特に特徴もなく唸りながら記入する日もあります。
記入が終わったら、娘の園バッグの準備です。
その後、私の出勤鞄の準備が終わるころには娘の朝食も終わり、次の時間帯に突入します。
なお、基本的に夫は放置です。
朝食も独身時代から外で済ます習慣のようなので。
8時に夫は家を出ます。
8:00~8:30=片づけと身だしなみを整える時間
この時間帯は片付けや娘の身だしなみを整えることが主になります。
8:00からおかあさんといっしょが放送されるので、娘が番組に夢中になっている間に行動します。
娘が食い散らかしたものを片付けて、汚れた床やテーブルを綺麗にします。
お皿は時間に余裕があれば洗いますが、だいたい時間がなく、帰宅してから洗うことが多いです。
娘がテレビを見ている間に寝間着を脱がせて、おむつ替えと保湿剤と日焼け止めを塗って、服を替えます。
あとは私が着替えて日焼け止めを塗って、出勤・登園準備は完了です!
日によって、お掃除ロボットを起動して家を出ます。
夫に少し変化が…?
私の作った朝のスケジュールを見て
夫
うん、わかった。
と一言。
何がわかったの?
私
夫
毎朝はち子が大変なことが分かった。
えーと、じゃあ、あなたはどうするの?
私
夫
…俺ができることって特になくない?
がっくり。
私と夫の子どもである以上子どものことは本来夫のやることでもあるし、並べたタスクは夫にも十分できること。
本当は夫に本人に自分がやることを考えてほしかったけど、今回は私が提示しました。
こちらの画像の青い矢印の部分を夫にお願いすることにしました。
夫
これなら俺にもできそう。
…さっき「俺ができることって特になくない?」と言っていたのは気のせい?
私
まずは、できることを見つけられてよかったことを喜びましょう。
夫
やることが多すぎて圧倒されてた。
夫が担当するのはやることのほんの一部ですが、それでも私からすればずいぶん楽になります。
娘を起こすのは結構手間なんですよね。
寝起きが悪ければぐずってベッドから出てこないし、2階の寝室から1階のリビングに降りるのは大人なら秒のできごとですが、娘の場合は一苦労です。
娘は自分で階段を降りたがり手を出すと怒り狂うのでとても時間がかかります。
これを夫が負担してくれるというので、スケジュール表の7:30前に空白の時間ができます。
何か別のことに、何にでも使える時間が増えることは、精神的にも余裕が増えてとても嬉しいことです。
ほんの少しかもしれないけど、前進したようです。
牛歩でも良いから夫の育児参加も進んでいけたらなぁと思う毎日です。