保育園に入園して良かったこと悪かったこと

2019年7月5日

 

娘が風邪を拾ってきまして、もらってしまった渋谷はち子です、こんにちは。

以前こじらせて肺炎になったので、今回はご勘弁願いたいです……。

さて、我が家では娘を保育園預けながら、仕事に行っています。

私の娘は生後5か月で今の保育園に入園しました。

今日はそんな保育園、特にゼロ歳児保育園についてお話したいと思います。

 

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ゼロ歳児保育園で良かったこと

 保育園に慣れるのが早い

保育園に到着してママと離れるのを嫌がって泣く子。後ろ髪ひかれながら園を後にするママさん。なんてよく言われる光景ですが、私の娘は保育園に行くときに一度も泣いたことがありません。

人見知りが始まる前に保育園に入園したので、保育園に行くのが当たり前になっているのだと思います。

娘にとっても私にとっても登園の時のストレスが少ないのは良かったかなと思っています。

まあ、園内を覗くとさっきまで泣いていた子もすっかり泣き止んで遊んでいますけどね。

 

 育児のアドバイスがもらえる

子どもを見てくれるのは国家資格を持ったプロです。

たとえば平成28年度の保育士試験の合格者は25.8%で、決して広くない門をくぐってきた方々の知識は、一般人の私よりはるかに多いです。

その知識と経験に私は何度も助けてもらいました。

離乳食を全然食べてくれなくて鬱気味になった時にアドバイスをくれたり、一見大したことがないように見えるけど病院に行った方が良いときに指摘してくれたりなど、本当に助かっています。

娘の成長具合を見ながら、家でこんなことをしてみてくださいというアドバイスももらえるので、娘に必要なサポートを円滑にすることができます。

 

 緊張状態から解放される時間がある

子どもを見るのは常に神経が張り詰めている状態です。

子どもが自分で動く前でもSIDS(乳幼児突然死症候群)を心配して何度も何度も様子を見たり、動くようになったらそれこそ予想外なことばかりしますから危ないことをしていないか常に緊張状態です。

娘を保育園に預けて通勤電車に乗った初めての日、人間がこんなに心身ともに身軽であるものかと驚きました。

満員ですけど通勤電車は心を空っぽにできるので、リカバリができる貴重な時間です。

 

 生活リズムが整う

登園、出社など決められた時間があるとそれ目指して毎日規則正しい生活を送ることができます。

 

 食の質が高まる

園にもよりますが、管理栄養士・栄養士の資格を持った人が担当しています。

私のようなずぼらな母親だと料理がワンパターンになってしまいがちなのですが、園では専門知識を持った人が娘の食事をしてくれるので助かっています。

献立を見ても毎日いろいろなものを食べており、私のような一般人よりはるかに多いレパートリーです。

 

 家ではできないことができる。

保育園には家にないものがたくさんあります。

一般家庭では用意しきれない量と質のおもちゃがそろっていますし、家には置けないような大型の遊具もあります。

大きな七夕の笹に願い事を書いたり、皆でクリスマスパーティーをしたり。

同年代の子どもがたくさんいますから家族以外の人との触れ合いも経験できます。

 

 良い習慣が身に付く

1歳になる前のできごとでした。

教えていないのに、おもちゃをおもちゃ箱にしまうようになりました。

本人はお片付けと思ってやっているわけではないでしょうけど、保育園でお兄さんお姉さんがやっていることをよく見ているんだな、と感心したできごとでした。

ほかにもご飯を食べる前に手を合わせたり、名前を呼ばれたらきちんと手を挙げてお返事をしたりは保育園で学ばせてもらいました。

 

ゼロ歳児保育園で大変だったこと

 周りの理解がないと辛い

三歳児神話(※)が厚生労働省によって根拠なしと否定されてから20年がたちましたが、育児は母親が専念するべきという考えは今も残っています。

母親が育児以外のことをしようとすると、非難する人が少なからずいるのが現状です。

私も生後5か月の復帰にあたって周りから多くの苦言をもらいました。

実母は今でも私が保育園に娘を預けて働くことに反対しています。

我が家の場合、夫が私を否定せずにいてくれたのが大きな支えでした。

味方が誰もいないととても辛いと思います。

 

 慣れるまでが辛い

保育園に入るまでに一度も風邪をひいたことのない娘でしたが、保育園に入った後はたくさん風邪をひきました。

多いときは毎週発熱して、保育園から呼び出しの電話がきました。

私の保育園では解熱しても翌日は休ませることが推奨されるので、一度発熱すると少なくとも2日は会社に行けません。

また、病気の子と一緒にいるということは特に看病している人もうつる可能性が大きいです。

ただでさえ子どもの発熱で会社に行けていないのに、自分の風邪で仕事に穴をあけるわけにもいかないと無理した結果が肺炎でした。

こんな調子で仕事なんてできないと当時は思ったものですが、子どもは成長して強くなるのでじきにこの悩みは解消されることになりました。

 

 哺乳瓶の練習が大変だった

保育園に入園すればお母さんから離れることになりますから、その間は哺乳瓶に頼ることになります。

私は娘を保育園にいれるまで完母で育てていて、哺乳瓶はほとんど使っていませんでした。

説明会の時に哺乳瓶の練習をしておくようにと園から言われて哺乳瓶を試してみたところ、激しく抵抗し飲みませんでした。

中身は母乳だったのですが、赤ちゃんは分かるのですね。

説明会から入園までの2か月くらい頑張ったのですが、成功率は50パーセントくらいの状態で入園の日となりました。

その後、保育士の力もあって哺乳瓶でも直母でもどちらでも大丈夫な子になりました。

 

ゼロ歳児で保育園に入れてみた感想

10月生まれだったので、娘をいつ保育園に入れるかは本当に悩みました。

東京某所のような激戦区ではないとはいえ、私の住むところも年度途中の入園は毎年絶望的、1歳児の4月入園は激戦でした。

やるだけやってみてダメなら仕事を諦めることも含めてそのとき考えよう。

そう思って生後5ヶ月であり産後5ヶ月で仕事復帰・保育園生活に飛び込みました。

結果的に良かったことの方が大きくて、私はゼロ歳児での入園にして良かったと思っています。

ただ、ゼロ歳児入園に関係なく、どんなことにも子どもに合う合わないがあります。

子どもを含めた家族が幸せであることが1番大切なことだと思います。

やってみて子どもに合わなかったときは、その道に固執することなく別の方法がないか考えてみてほしいなと思います。

 

(※)平成10年版厚生白書の概要より <https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/kousei/1998/dl/04.pdf>